経営革新等認定支援機関

経営革新等認定支援機関の申請をしました。

この度、経営革新等認定支援機関になるための試験に合格し、関東経済産業局へ申請書を発送しました。


いやいや、そもそも認定支援機関って何よ?って、なりますよね?

認定支援機関とは、中小企業・小規模事業者の経営相談役として「この人は一定のレベルの知識・経験ありますよー」と国が認定した団体や専門家のことです。

 ちなみに中小企業庁のサイトには「経営革新等支援機関(認定支援機関)は、中小企業・小規模事業者が安心して経営相談等が受けられるために、専門知識や、実務経験が一定レベル以上の者に対し、国が認定する公的な支援機関です。

 具体的には、商工会や商工会議所など中小企業支援者のほか、金融機関、税理士、公認会計士、弁護士等が主な認定支援機関として認定されています。」となっております。


国が認定するからには、品質が重要、結構厳しい道のりを乗り越える必要があります。

僕の場合は理論研修(120時間)・実践研修(2日間)を受講し、試験を受け、合格しなければ申請すらできません。


 理論研修は、知識のインプットと専門家でチームを組んで経営改善計画を策定するという内容です。レベル感でいうと、中小企業診断士試験で問われる内容を実践的にしたようなものです。

 研修のメンバーは約8割が診断士の方で、その他が税理士、社労士、行政書士、サービサーがパラパラといるといった状況です。

 実践研修は、公認会計士や税理士の先生は理論研修免除ですから、ここから参加されて、理論研修でやった内容を短期間で実施するといった感じでした。

 ※ちょうど僕たちの理論研修があった最終週に中小企業診断士も理論研修免除という発表があり診断士の方々はザワついていました。


 試験では税務・財務・会計、経営についての知識が問われます。

 この試験がかなり厳しい。

 だって、会計士や税理士、診断士の先生方が大多数を占めている試験なのに、合格率は6割ぐらいという話。

 中小企業大学校の回し者ではないですが、個人的には理論研修の知識がないと歯が立たないと思います。

 結構準備をして臨んだ試験でしたが試験中は心臓バクバクでしたし、終わった後も何だかソワソワしていました。

 

 合格という結果は当然重要ですが、それと同じぐらいこの研修では多くの他士業の先生方と一緒に事例企業の経営改善計画を策定し、様々な学びがあり刺激的な時間でした。

 また、研修の講師陣は本当にレベル高いです。今まで受けた研修の中で、間違いなく1番です。(大学校の回し者ではないですよ。)

 

 そんなこんなで、今年の5月から研修が始まり、何とか試験は合格することができました。

あとは12月21日に認定されることを祈るだけです。ここまでやって、認定されなかったらどうしよう。。。怖い怖い。

認定支援機関 冨塚行政書士事務所

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